ライブハウスでライブがしたい!

  • カテゴリー:コラム
  • 投稿者:Rumio

「ライブハウスでのイベントに出演したいけど、どうすれば出演できるのかわからない…」

音楽活動をはじめたもののライブへの参加方法がわからない…なんて困っている人も多いかと思います。

そこで!現役ライブハウススタッフがイベント出演方法などを話していきたいと思います!

もくじ

・バンドを組んだけどライブってどうやって出演するの?
・出演依頼を送ろう
・オリジナル曲・カバー曲
・曲数/持ち時間について
・イベントの流れについて知ろう
・気をつけること

〇バンドを組んだけどライブってどうやって出演するの?

ライブへ出演する方法は何パターンかあります。
ここではわかりやすい出演方法を二つ紹介します!

1つ目はライブハウスで組まれるブッキングに出演する方法です!
ライブハウスが出演バンドを募集してることが多いのでライブハウスに直接問い合わせてみましょう。

このようにTwitterやHPで出演者募集!などの募集があります。
初めてライブに出演するならこのブッキングライブが一番ベターかと思います。

2つ目はイベントを紹介してもらう方法です!
友達のバンドが出演していたり、イベンターさんなどが主催・企画するライブを紹介してもらって出演します。
この場合主催者さんと面識がないとなかなか出れないパターンがほとんどですが、活動していけばライブを企画している人達ともすぐ知り合うことができると思います。

また、自分達が主催となってイベントを作る事も出来ます。
友達のバンドと一緒に企画してみるのも面白いですね。
ただし自分達が主催をする場合は出演する場合と違ってやることが沢山ありますので、こちらも合わせてしっかり確認してみましょう。
→自主企画(主催)を組んでみよう!

〇出演依頼を送ろう

出演したいイベントや、ライブハウスを見つけたらイベンターやブッキング担当者へ出演依頼を送りましょう。
主に自分達のバンド名、ジャンル、メンバー編成などを担当者に伝えます。
自分たちの情報が載っているHPやSNSのURL、曲調がわかる動画や音源を添付するとより自分たちのことよりをアピールできます。
出演したい日程や曜日、時間帯なども相談するとそれにあったイベントを紹介してもらいやすくなります。

その他にもアーティスト写真なんかも一緒に送るとGood!
その際出演募集要項のライブの持ち時間、出演費なども必ず確認しましょう。

◯オリジナル曲・カバー曲


出演するにあたって、オリジナル曲が一曲もない…コピーバンドでも大丈夫なの?と心配になる方もいるかもしれませんが大丈夫です!
もちろんイベントによってはオリジナル曲のみ!というイベントもあるかもしれませんが必ずしもカバー曲がダメなわけではありません。
出演依頼を送る際や出演する際に主催者やライブハウスに確認してみるのが良いでしょう。

〇曲数/持ち時間について


ライブによって異なるものの一般的な対バン形式のライブでは、1組ごとに約30分前後演奏する場合が多いです。
この持ち時間に収まるのであれば演奏曲数やMCをはさむタイミングなどを自由に決めることが出来ます。
持ち時間が長過ぎて曲が足りない!短すぎて時間内に収まらない!とならないように注意しましょう。
他にもタイムテーブルについて詳しくはこちらも合わせて見てみてください
→必要資料とタイムテーブル

〇イベントの流れについて知ろう

ライブ出演が決まってからのイベント当日までに行う事と、当日行う事を流れに沿って見ていきましょう!

【イベント前】

・チケット販売/イベントの宣伝
事前に主催者から渡されたチケットを各出演バンドが販売します。
当日はライブを沢山の人に見てもらいたいですよね?せっかくライブに出演することになっても宣伝、告知をしなければ誰も来てくれませんしバンドを知って貰うこともできません。
初めのうちは友人や知人に声を掛けてライブに来て貰うのも良いでしょう。
たくさんの人に知ってもらうためにはバンドのSNSのアカウントやホームページなんかも作っておきたいですね。チケットや宣伝方法など詳しく知りたい方はこちらも参照ください
→チケットと宣伝
・本番の曲やリハで確認することをチェック
自分たちの持ち時間に合わせて演奏する曲やMCの長さなどを決めておきます。スタジオなど自分で練習する時にSE、曲、MC合わせてどのくらいの時間になるか把握しておくといいでしょう。
リハーサルでどの曲を合わせるかや照明のタイミングなど確認することは事前に決めておくと当日スムーズにいきます。

【ライブ当日】

・挨拶、リハーサルの前に
ライブハウスに行ったらまずスタッフに声をかけましょう。そこでセットリストとバックステージパスをもらいます。
リハーサルが始まる前にセットリストを記入・チケットの前清算などを済ませます。
・リハーサル
セッティングをしてリハーサルでサウンドチェック音合わせをします。リハーサルも時間が決まっているので先ほど話したとおり事前にチェックする曲などを決めたものを確認しましょう。
リハーサルについてもっと知りたいかたはこちらも合わせて見てみて下さい
→失敗しないリハーサル
・本番
リハーサルで確認した通りセッティングをして演奏スタートです!
持ち時間内で自分たちの音楽を精一杯演奏してください!
せっかくのステージです、目一杯楽しみましょう♪
・本番終わり
使用した機材は次の出演者などの邪魔にならないようにすぐに捌けましょう。
自分達の出番が終わったらお客さんや対バンの方々、ライブハウスのスタッフさんと交流を持ちましょう。アンケートを取ってみるのも良いですね。
最後に精算をして1日の流れが終了です。

〇気をつけること


・スタッフさんからはバックステージパスを渡されます。これはライブハウスの関係者であることを示すのもので、これを持っているとライブ終了までライブハウスを自由に出入りできます。ちょっとした買い出しなど外出するときにはライブハウスの出入り口にいるスタッフさんにバックステージパスを見せましょう。
・ノルマを払えば0人でライブしてもいいよね?という考えは捨てましょう。
ライブは見てくれるお客様が居てこそです!なので集客の努力は必ずしましょう。
もちろん本番に向けてリハーサルスタジオなどでしっかり練習をすることが大切なのは言うまでもありません。
また、共演者やスタッフとしっかりコミュニケーションを持ちましょう。
「お疲れ様です」や「本日はよろしくお願いします」などを言われて気分が悪い人はいませんし、バンドとしての印象も良くなります。
この他にもライブハウスでのマナーや禁止行為など詳しい事をこちらに書いておりますので合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
→ライブハウスでの注意/マナー

いかがでしたか?
ライブ出演することに慣れてくると、いい条件でたくさんライブができる機会が増えてきたり、場所や状況に合わせて演奏できるようになってきます。
いろんなイベントを経験してバンドをスキルアップさせていきましょう!
他にも現役ライブハウススタッフならではのいろいろな記事があるので気になった方はそちらもご覧ください

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